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余命三ヶ月と言われ7年も生きたおっさん伝説@第八章

出棺


火葬場の時間が決められているためここの時間はゆずれない

小雨がパラパラ降ってきた。

参列者さんに追加のテントが役に立った。

ここで喪主は出棺の挨拶をする

挨拶をくどくしても・・・と思ったので

甥っ子の手紙を手短に朗読して終わる。





火葬場

松山は太陽が燦々とそそぐ国 みかん王国だけにものすごい山がそびえる

山道をグイグイ登る

32人乗りのバスを手配してるので身内だけで他は遠慮してもらう

俺とは母

霊柩車に乗る



母は疲れて寝てる

霊柩車の乗り心地はとてもいい



到着すると

すぐ火葬され

祈りと共に焼香が始まる。

後は待つだけだ

この間

馬鹿高いお弁当を出し

精進落としとする場合もあるが オードブルと飲み物を用意するのみとした。



親父は荼毘に付された。

猛烈の熱を残した遺骨を足元から入れる。

病気でもろくなった骨は遺骨と言うより

遺灰に近かった。

次に頭 最後に喪主が喉の骨を入れて終わる。

骨壷は安いものを選び 骨壷の大きさは地域によって違う。

予めお墓の残された収納スペースがわかるとよい。




火葬場を出ると

来た道と違うルートで帰る。

死者が付いてこないようにだ。



自宅到着

祭壇ぐらいはもーかたずいている

さらに近親者・家族で法要

お題目を唱え

そのまま納骨となる。

墓で合唱


とてもハードだ!





次に近くのオンボロ公民館に何故か5000円も取られ

ムラヤクを4人も用意して

精進落とし

ここで豪華な弁当が振舞われる。

おばあさんのときは

確か5000円だった。

この弁当も葬儀代の大きな比率を占め

多すぎても駄目

また足りないなんてとんでもないことになる

喪主は礼儀として率先して箸つける。

松山の場合

通夜より精進落としを盛り上げるらしい

年配者が多い上

とてもハードスケジュール

箸もつけず もって帰る方が大半

俺は4000円の弁当で少しだけケッチってみた。

精進膳20個+子供用精進膳3個

お吸い物に銭が取られてるのに

ムラヤクは出すことも無く

無駄に4人もいて馬鹿高い弁当を食らい あげく昼代10000円ももっていった。

この無駄な風習 何とかしてほしい・・・・

でもこの予算を出さないと・・・・

村八分となる

よーくわかった。



疲れた くたくただ

喪主の仕事はまだ終わらない


世話になった人に 手を付けてない弁当をもって挨拶に参上する。


やっとお疲れ様完了!

しこたま残ったぬるいビールで乾杯!

葬儀でつかった座布団を10枚重ね・・・・笑点の真似して遊んでみた。





つづく
by jaguar.takahashi | 2009-06-09 18:49 | 未分類といいますか・・・
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