本日ビデオ屋を正式に閉店しました。

2005年9月24日(土)
本日、ビデオ店の什器・備品を運び出す最終搬出の日
田舎から父も出張で出向く
高庵で朝帰りだった私は遅れて到着
すでに什器備品は運び出され
寂しく箱だけになったテナント
13:30分までには清掃を済ませ不動産屋に引き渡せねば・・・




丸10年やってきた映像業も意外にあっけない幕切れではあった。
23歳から右も左もわからず独立
前日まで平サラリーマンで働いていた私だが
上司に
「辞めます」
と一言だけ告げて
翌日にはビデオヤでやっていた!
一番面食らったのは
今まで
「社長!」
と言っていたのが
今度は
「社長」「店長」「オーナー」と言われる立場になること!
そして間違いなしに独立当初は収入がない!
当時の私は怖いもの知らずだったのも今考えると良かったのだろう!



当時3年付き合った女が居たけど
可愛そうだったな!
サラリーマンみたいに休みが決まってないし・・・



とにかく当時は仕事したよね!
元ボクサーの俺でも当時を振り返ってすげー頑張ったと思う!
ポップつけたりレイアウト変えたり
ビデオというビデオ全部みてコメント書いたよね!
本という本見て研究もしたよね!
勉強会に参加して販売促進に努めたよ!
税金だって自分でやらないとね!
最初はバイトもいないから38坪の広い店で一人でやるんだから孤独だし辛いよね!



すんげーがんばって2カケツ半で赤字を解消できたよ!
それでやっとこさバイトを雇えるんだよ
自分で調べて雇用契約書つくって
面接して
ビデオ屋でのトラブルは一番は従業員の不正なんだ!
経営者の目を盗んでレジを打たず売上をネコババするんだ!
おつりをあらかじめ用意すればあと在庫は品ベリで計上するんだ
すごいよね・・・



8月にはセルビデオ店で売上NO.1になったんだよ!
当時カリスマなんて言葉なかっけど24歳にして業界では有名になったんだよ
有名になると毎日、他店のオーナーさんが店に来るんだ!
毎日名刺交換だよね!なかには憎たらしい奴もいるし
挨拶もしないで店内うろつく迷惑な奴もいるんだよ!
でも「中にはいい人もいるよね!」



「人と同じことをしたくないんだ」
「人と違うことをしてみたい」
おりしもセルビデオ業界はインディーズブーム(自主規制自主制作)
私は自店独占販売のビデオを作るべく
上記にある
「中にはいい人もいるよね!」
を集めた!
自分を含めて10人
それが当店の屋号
「BIG10」の由来である



とりあえず10人のオーナーで1人30万づつ出し合って
総予算300万のビデオ3タイトル出した

売れなかった

また3T

売れなかった

11タイトル目で要約ヒット!

その後も業績が伸び続けた

10人のオーナーさんも50人60店舗となり
目標を100店舗に定めた


広告業も始めた
媒体誌1P50万くらいのものをみんなで割り勘にするのでメリットも出た
1店舗から1万円のマージンもらっても50万
自分の店抜かしても49万利益出るわけだし


このころ出張も増えて全国津々浦々まわった!
海外にも出張で行ったよ!


良いことばかりではない
見方の3倍は敵がいた!
仕事柄なのか?
ヤクザやチンピラとも揉めた
警察ともね・・・・
ケンカもした
つーか俺達のオーナー会議って何時もケンカなんだよ!
国会議員じゃないけどみんな仲悪そうでしょ!
オーナー50人も集まるとみんなケンカだよね!
でもそこからすげーアイディアが生まれるんだよね!


DVD時代到来!
10年一昔とは言うが
ダレが予期したであろうDVD
媒体がデジタルになるのを余儀なくされてた。
ビデオ1本1500円で仕入れたものを5800円で売っていた店が
DVDになると定価の8掛けなんだ
簡単に言うと2800円のDVDなら2240円の仕入れだから560円しか
利益でないんだよ!
そこから家賃・人件費・水道光熱費・リースやローン・税金
儲かんないよね・・・
生活できないよね


何故なら贅沢が染み付いてるからです。


そのころから新規事業も考えるようになったかな!
まだ本気でないにしても
ぼやけた中で少しずつ・・・


私を支えてくれた関係者さま
家族
迷惑をかけた彼女たち
本当にありがとうございました。

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by jaguar.takahashi | 2005-09-24 21:50 | ビデオ店の1日
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