去る6月18日、ぐるなびが主催する料理コンテスト「ぐるなびシェフ BEST OF MENU 2005」の決勝戦が東京渋谷のTEPCO渋谷電力館にて行われ、数あるエントリー作品の中から栄光の1位を勝ち取ったシェフが生まれた。初代王者は東京、オテル・ドゥ・ミクニの山田晃司さん。作品は白あんを包んで凍らせた抹茶ババロアをぎゅうひで包み、枯木ゆずのソースを添えた「淡雪 Snow Drop」。真っ白な皿の上に抹茶を浸した絵筆で描かれた竹の絵の横に、まるで淡雪を思わせるかのごとくそっと置かれたデザートに、審査会場からは感嘆の声がこぼれた。